boxMCPサーバーを使ってみた

こんにちは、中村です。
最近なにかと話題のMCPサーバーですが、今回はboxMCPサーバーについてあまり詳しい記事がなかったので、設定方法や実際使ってみた様子を紹介していこうと思います。
boxのMCPサーバーはboxのAPIを使って、自然言語でbox内に入っているファイル、フォルダの検索、操作をすることができます。
目次[非表示]
- 1.ツールの紹介
- 1.1.🔐 ユーザー・認証系
- 1.2.🔍 検索・取得系
- 1.3.📄 ファイル操作系
- 1.4.🤖 AI連携系(要AI機能が使えるプラン)
- 1.5.📁 フォルダ操作系
- 2.使うための設定
- 2.1.事前準備
- 2.2.Box側の設定
- 2.3.BoxMCPサーバーの設定
- 2.4.MCPクライアントの設定
- 3.実際にboxMCPを使ってみた
- 4.まとめ
ツールの紹介
🔐 ユーザー・認証系
box_who_am_i
できること:現在のユーザー情報と接続状況を取得。
戻り値:ユーザー情報の文字列
box_authorize_app_tool
できること:Boxアプリの認証を開始。
戻り値:認証ステータスメッセージ
box_authorize_app_tool
できること:Boxアプリの認証を開始。
戻り値:認証ステータスメッセージ
🔍 検索・取得系
box_search_tool
できること:ファイルを検索。
パラメータ:検索クエリ、ファイル拡張子、検索場所(名前、説明、内容など)、フォルダID
戻り値:検索結果
box_search_folder_by_name
できること:フォルダ名から検索。
パラメータ:フォルダ名
戻り値:フォルダID
box_list_folder_content_by_folder_id
できること:フォルダの中身を一覧表示。
パラメータ:フォルダID、再帰的表示有無
戻り値:JSON形式のフォルダ内容(ID、名前、タイプ、説明)
📄 ファイル操作系
box_read_tool
できること:ファイルのテキスト内容を読み込み。
パラメータ:ファイルID
戻り値:ファイル内容
box_upload_file_tool
できること:テキストをBoxにファイルとしてアップロード。
パラメータ:コンテンツ、ファイル名、フォルダID
戻り値:アップロード結果(ファイルID・名前)
box_download_file_tool
できること:Boxからファイルをダウンロード。
パラメータ:ファイルID、保存オプション、保存パス
戻り値:ファイル内容(テキスト、画像(base64)、または保存結果)
🤖 AI連携系(要AI機能が使えるプラン)
box_ask_ai_tool
できること:ファイルに関してAIに質問。
パラメータ:ファイルID、質問プロンプト
戻り値:AIの回答
box_ai_extract_data
できること:AIを使ってファイルからデータ抽出。
パラメータ:ファイルID、抽出したいフィールド
戻り値:抽出されたJSONデータ
📁 フォルダ操作系
box_manage_folder_tool
できること:フォルダの作成・更新・削除。削除機能があるのはかなり怖い。
パラメータ:アクション種別、フォルダID、名前、親フォルダID、説明、再帰削除オプション
戻り値:ステータスメッセージとフォルダ
使うための設定
続いてMCPサーバーを使うための設定について解説していきます。
事前準備
このMCPサーバーはuvコマンドで実行しているので、uvが使えるか確認します。
以下のコマンドでversionがかえってきたら使えます。
uv --versionuvが入っていない場合は下記の方法でインストールしてください。
Mac、Linuxの方
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | shWindowsの方
powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"Box側の設定
開発者コンソールから右上のPlatformアプリを作成を選択します。
カスタムアプリを選択します。

アプリ名等を入力後、ユーザー認証を選択します。


構成からOAuth2.0資格情報のクライアントIDとクライアントシークレットを取得、リダイレクトURIを追加します。クライアントIDとクライアントシークレットはMCPクライアントの設定で使うのでメモして置いてください。

BoxMCPサーバーの設定
mcp-server-boxをクローンします。
git clone https://github.com/box-community/mcp-server-box.git
cd mcp-server-boxプロジェクトを作成し、セットアップします。
Mac、Linuxの方
# Create virtual environment and activate it
uv venv
source .venv/bin/activate
# Lock the dependencies
uv lockWindowsの方
# Create virtual environment and activate it
uv venv
.venv\Scripts\activate
# Lock the dependencies
uv lock.envファイルを作成して、box側の設定3.のクライアントIDとシークレットクライアントを入力します。
BOX_CLIENT_ID=your_client_id
BOX_CLIENT_SECRET=your_client_secretMCPクライアントの設定
利用するMCPクライアントの設定用jsonファイルに以下を追加します。
vscodeを使う方はsetting.json、Claude Desktopを使う方はclaude_desktop_config.jsonに追加してください。
{
"mcpServers": {
"box": {
"command": "uv",
"args": [
"--directory",
"/Users/shurrey/local/mcp-server-box", --ここはクローンしたディレクトリに変更
"run",
"src/mcp_server_box.py"
]
}
}
}実際にboxMCPを使ってみた
今回は「財務諸表勉強会.pptx」をboxに入れてよく使いそうなツールを使ってみます。MCPクライアントはvscodeを使っています。
box_search_tool:
ファイルやフォルダの検索をするツール
box_ai_extract_data:
AI機能は利用しているプラン的に利用できなかった
box_read_tool:
ファイルのテキストを抽出してくれる
要約はMCPクライアント側で行っている
応用:
ファイルの中身の要約をslackで送信
まとめ
boxのMCPサーバーを活用することでわざわざファイルを操作しなくても中身を持ってこられるのはとても便利でした。今回はやってみませんでしたが、このほかにもフォルダの操作やダウンロードなどのツールもあります。slack以外のMCPサーバーとの連携でもっと活用できると思うのでぜひ試してみてください!








