Adobe Analytics

バウンスとは-Adobe Analyticsの指標説明

今回はバウンスについて説明いたします。
バウンスとは
サイトを訪問したユーザが、ランディングページ(最初に訪問したページ)で何も操作せず、そのままサイトから離脱してしまう数を示しています。
バウンス率は 「バウンス数÷訪問回数」 で示すことができます。
直帰もバウンスと同じ意味なのですが、少し計測方法が異なっています。
バウンスの場合、ランディングページが更新(再読み込み)されれば、その後同一サイト内の他ページへ行かずに離脱してもカウントはされません。しかし直帰の場合、ランディングページの更新後離脱すると、操作があったとしても直帰として1カウントされてしまいます。
<バウンスの計測方法>
ランディングページ→離脱
バウンス数:1
ランディングページ→更新→離脱
バウンス数:0
<直帰の計測方法>
ランディングページ→離脱
直帰数:1
ランディングページ→更新→離脱
直帰数:1
したがって、「ランディングページから何の操作もなく離脱してしまった数」を正確に知るためには「バウンス」の指標を使うべきです。バウンスはコンバージョン率を上げるためにチェックすべき重要な指標です。ページごとのバウンス率を把握し、サイト離脱の原因となっているページを発見し改善することでコンバージョン率を上げることができます。

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. Adobe Analytics

    リファラーとは-Adobe Analyticsの指標説明

    今回はリファラーについて説明したいと思います。リファラーとはユーザ…

  2. Adobe Analytics

    Adobe Analytics: DatafeedをGoogle BigQueryにロード(2019…

    こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。…

  3. Adobe Analytics

    Adobe Analytics:セグメントの落とし穴:意図しないデータが混ざる①

    Adobe Analyticsの便利な機能のセグメント。便利なのですが…

  4. Adobe Analytics

    ページとは-Adobe Analyticsの指標説明

    今回はページについて説明いたします。ページとはサイト内の各ページに…

  5. Adobe Analytics

    Adobe Analytics:自動で分析してくれる貢献度分析(異常値検出)機能

    こんにちは、CEOの原田です。今回は随分前から公開されてるのに…

  6. Adobe Analytics

    Adobe Analytics: DWHレポートの日付列をBigQueryのDate型として扱う

    こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。…

最近の記事

  1. AIを使ったマーケティングゲームを作ってみた
  2. Snowflakeや最新データ基盤が広義のマーケティングにも…
  3. 回帰分析はかく語りき Part3 ロジスティック回帰
  4. GCSへのSnowflake Open Catalogによる…
  5. VPC Service Controlsで「NO_MATCH…
  1. Mouseflow

    Mouseflowの新機能:サイト単位でレコーディング数の制限が可能に!
  2. Google Cloud Platform

    VPC Service Controlsで「NO_MATCHING_ACCESS…
  3. データサイエンス

    回帰分析はかく語りき Part3 ロジスティック回帰
  4. ブログ

    マーケティングオートメーションの根幹:リードについて解説してみた!
  5. Adobe Analytics

    Adobe Analytics: Datafeedにデバイスデータがないけど慌て…
PAGE TOP