Mouseflow

分析対象を絞り込むフィルター機能

前回はセッション・リプレイについてご説明しました。 セッション・リプレイは訪問者の実際の行動を把握するにはとても有効なツールですが、セッション・リプレイは訪問ごとにレコーディングされるので、例えば1ヶ月に10000回の訪問があればレコーディングの数も10000になります。
10000のレコーディングの全てを見るわけにはいきませんから、何らかの条件で対象を絞り込む必要があります。 Mouseflowには分析対象のレコーディングやヒートマップを絞り込むフィルター機能があり、セッション・リプレイやヒートマップの一覧画面で、分析対象を絞り込むことができます。

フィルター条件設定画面
デフォルトで用意されているフィルター条件には下記のものがあります。
  • 訪問者の国、OS、ブラウザ種別、デバイス種別、初回/再訪問等
  • 訪問時に閲覧したページ数
  • 訪問時の滞在時間
  • 訪問時の入口/出口ページ、特定のページを含む/含まない
  • フォームの操作や送信時にMouseflowが自動的に付加するタグ
上記以外にも、もしサイトで訪問者の属性等を取得可能であれば、それらの情報をカスタム変数/タグを使ってレコーディングやヒートマップに紐付けることができます。紐付けられた情報は、フィルター機能で対象の絞り込みに使用可能です。
レコーディングやヒートマップに限らず、Webの分析ツールを選ぶ際には、いかに分析対象を細かくセグメント出来るかが一つの重要な判断基準になると言えます。
以上、Mouseflowのフィルター機能についてのご説明でした。 高機能ヒートマップツール「Mouseflow」について気になることがありましたら、画面上部の「お問合せ」よりお気軽にお問合せください。

セッション・リプレイ前のページ

クリック・ヒートマップの使い方次のページ

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. Mouseflow

    Mouseflow:計測対象からの除外

    こんにちは。エクスチュアの加納です。今回は、Mouseflow…

  2. Mouseflow

    ヒートマップ活用法

    こんにちは、インターン生の柳沼です!エクスチュアのオフィスが移転して初…

  3. Mouseflow

    【Tips】mouseflowを使ってたった5分でコンバージョン率を上げる方法

    タイトルがまるで怪しげなスパムメールのようですが、そんなことは気にせず…

  4. Mouseflow

    Mouseflow新機能その1 -レコーディングへのコメント機能

    Mouseflowに新機能が追加されました!レコーディングの任意の…

  5. Mouseflow

    【新機能】カスタムダッシュボード:重要な指標すべてを一つの画面で

    みなさん、こんにちは。extureの鈴木です。今回は、新たに追加され…

  6. Mouseflow

    Mouseflow新機能その2 – JavaScriptエラーを見つける

    Mouseflowを使って、簡単にJavaScriptエラーを検出でき…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


カテゴリ
最近の記事
  1. dbt Projects on Snowflake使ってみた…
  2. Cortex Analystを使ってみた
  3. SnowflakeのAI_SQLと再帰CTEで遊ぶ(Snow…
  4. dbt Fusion使ってみた
  5. Manusを使ってみたうえでManusに感想ブログを書かせて…
  1. Adobe Analytics

    リファラーとは-Adobe Analyticsの指標説明
  2. Mouseflow

    Mouseflow:検索の仕様
  3. IT用語集

    KPI、KGIって何?
  4. Adobe Target

    Adobe Target: スマホアプリ上でABテストをする
  5. Adobe Analytics

    Adobe AEP SDKでReactNativeアプリを計測する (Andro…
PAGE TOP