Spread Sheets / GAS / GDS

スプレッドシートで動的な縦持ちデータを作る〜GAS(GoogleAppsScript)〜

はじめに

こんにちは!インターン生の與那覇(よなは)です
今回はスプレッドシート上での工数管理に必要なテクニックを紹介します。
なぜデータの持ち方を変える必要があるのでしょうか?
それは、データの持ち方によるそれぞれの利点があるからです。

◾️データが横持ちの場合
・効率の良い表を作ることができる
・データ量が少なくて済む
◾️データが縦持ちの場合
・そのデータを分析ツール等で使用できる

お洒落なスプレッドシートの作り方と一緒に見ていきましょー!!✨

①お洒落な工数管理表を作成

まず通常の工数管理表を作ります。
※数値はRAND()、RANDBETWEEN()などを用いてランダムな値を生成。

【通常の工数管理表】

⬇︎⬇︎⬇︎
セルの範囲を指定して色をカスタム
              
⬇︎⬇︎⬇︎
【ヒートマップ表】

②データを縦持ちにして別シートに保存

【スクリプトエディタを開く】※シート2の太字カラムは手入力

⬇︎⬇︎⬇︎
【コードを入力】※GoogleAppsScriptで記述

【2行目のIDはURLから取得】
※「https://docs.google.com/spreadsheets/d/1-1A48ImfSfStCIkCuauZQ63hdofTqWlqx9m4AAEevmw/edit…」の太字がIDに該当。

⬇︎⬇︎⬇︎
【リクエストを承認し実行】

⬇︎⬇︎⬇︎
【成功:シート2に縦持ちのデータが保存された】

おまけ〜ボタンを押してアクションを実行〜

【条件付き書式】→【ボタン作成】→【ボタン(図形)を右クリック】→【スクリプトに関数名を入れる】

⬇︎⬇︎⬇︎
【完成:集計ボタンができた】

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回のテクニックを用いれば、
「部署全員の情報をスプレッドシートで共有」
→「自動で縦持ちデータを作成」
→「ExcelやTableauで分析・可視化」
まで実行することができますね。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇‍♂️
エクスチュアは、デジタルマーケティングからビックデータ分析まで幅広くこなすデータ分析のプロ集団です。
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