こんにちは、エクスチュアの渡部です。
Tableauの小ネタです。
「バージョン名を付けてエクスポート」で旧バージョンでの保存やエクスポートが出来るようになりました。
ただ、10.5以降のバージョン→10.4以下に変更する際は少し注意が必要です。
10.5以降で作成した抽出を含むワークブックを10.4以下にダウングレードすると、
「バージョン名を付けてエクスポート」を押しても、「10.4以下が表示されない」
「10.4は選択出来るけど”.hyper 抽出が含まれているため、ワークブックをダウングレードできません。”というエラーがでる」
と言ったケースがあると思います。
原因は、抽出ファイルです。
10.4以前では抽出ファイルの形式はtdeでしたが、10.5からtdeの上位互換であるhyperに変わりました。
そのため、抽出(hyper)を使っている限り10.4以前には戻せません。
ダウングレードする際には、一度全てのデータソースを「ライブ接続」にする必要があります。
(むしろ最初からライブ接続なのであれば気にせずダウングレードしてください)
ただ、「抽出」→「ライブ接続」にしても、上手くいかない場合があります。
そんな時は、(かつて抽出だった)データソースを右クリック→「抽出」→「削除」→「OK」を押してください。
これはhyperの残党?を削除する作業です。ライブ接続に変更した後でも、
hyperは見えないところに存在して、ダウングレードを邪魔しているようです。
これできっとダウングレード出来ます。
抽出を引き続き使いたい場合は、10.4で開いた後再度抽出を作成してください。
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