Adobe Analytics

Adobe Analytics:IF関数を使用した計算指標

Adobe Analyticsで1年以上前についた計算指標に関数が使える機能ですが、うまい使い方がまだそこまでは普及していないようです。
今回は一つの使用例を紹介します。

使う関数は「IF」です。

構文は

IF 条件
Yesの場合の計算指標
Noの場合の計算指標

というような形です。

これを活かして、アクセスが極小のページを無視する指標を作ってみます。
以下のような計算指標になります。

IF 訪問回数 大きい 100

Yesの場合:CV数 ÷ 訪問回数

Noの場合:0

これはCVRの計算ですが、訪問回数が100以下のディメンションではCVRをゼロにするというものです。

これで何が良いかというと、レポート画面でCVRで降順に並び替えた場合、従来だと訪問回数が1でCVRが100%(あるいはなぜか200%,300%~)のページが並んでいたのが、
アクセス数が一定以上あるページのみで評価できることです。

ちょっとした小技にはなりますが、一つの使用例として記します。

ブログへの記事リクエストはこちらまで

Adobe Analytics:セグメントの落とし穴:滞在時間がおかしくなる前のページ

Adobe Analytics:Report Builderの小技:リクエストのあるシートを丸ごとコピーする次のページ

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. Adobe Analytics

    Adobe Analytics 原理①

    近年、Web解析の必要性が広く認知されるようになり多くのWebサイト…

  2. Adobe Analytics

    Adobe Analytics: DatafeedをGoogle BigQueryにロード(2019…

    こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。…

  3. Adobe Analytics

    Adobe Analytics 3つの主要指標

    こんにちは!インターンの藤本です。今日はAdobe Analytic…

  4. Adobe Analytics

    Adobe Analytics: SegmentsAPIを使って大量のセグメント設定を作成・更新する…

    こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。…

  5. Adobe Analytics

    Adobe WebSDK FPIDでECIDの復元を検証

    こんにちは、野田です昨今、Safari ITPの影響でクライ…

  6. Adobe Analytics

    Adobe AnalyticsとGoogle Analyticsの違い③ カスタム計測のされ方の違い…

    こんにちは。CEOの原田です。今回もAAとGAの違いを述べていきま…

カテゴリ
最近の記事
  1. Adobe Target Recommendations:g…
  2. Conversational Analytics APIでお…
  3. Looker Studioで日付フィルターの開始日・終了日の…
  4. Streamlitでdbt-elementary風ダッシュボ…
  5. Adobe WebSDK FPIDでECIDの復元を検証
  1. ブログ

    「Power BI」を用いたダッシュボードの作成!①
  2. IT用語集

    AWS(Amazon Web Service)って何?
  3. Google Tag Manager

    GTMでiframe内のクリックイベントを取得したい
  4. マーケティング

    ジャーニーマップをデジタルマーケティングの視点で
  5. Python

    PyTorchのキホンを理解する
PAGE TOP