KARTE

KARTE:最低限!KARTEの運用管理のためにやっておくこと!

こんにちは。エクスチュア勝股です。

KARTEの運用を行っていくと、接客サービスやセグメントなどが乱立してしまい管理が煩雑になっていってしまいます。
不要になったものはそのまま残さずに適切に管理をしていかないと、複数部署で共同利用したり、古いものが残っていると混ざってしまい、何が何なのかわからなくなってしまいます。運用管理をする上で最低限使って頂きたい機能を紹介させて頂きます。


1.フォルダ機能の活用

命名ルール決めて管理するのもそうですが、KARTE上でフォルダを作り、そこに用途や利用部署ごとに各作成物を管理することが可能です。
接客サービスとセグメントについては、このフォルダを作って管理を行うようにしましょう。

◎セグメント

◎接客サービス

接客サービスのフォルダ格納方法は下記のとおりです。

①接客新規作成時にフォルダに格納する場合

②作成済接客をフォルダに格納する場合


2.接客をアーカイブする

施策が終了もしくは不要になった接客をそのまま放置すると接客フォルダ内が煩雑になってしまいます。
不要になったものについては、アーカイブフォルダに移動させ、必要なものだけが残るように管理しましょう。

なお、接客を削除してしまうと施策を行った結果が喪失してしまいますが、アーカイブするだけであれば、行った施策の配信結果もそのまま残るため、後々結果を知りたい場合など情報を調べることも出来ます。また、アーカイブした接客をまた運用に戻して利用することも可能です。

◎接客をアーカイブする方法



3.その他豆知識

プロジェクト(検証環境→本番環境)を跨いだり、接客を跨いで作成したアクションを移動させなければならないケースがあると思います。
接客をコピーしてそのまま作成をすれば問題ないケースもあると思いますが、そうではない場合、作成したものを別の接客サービスに再度作成をしなければならないなどの手間が発生します。この手間を解消する方法として、テンプレート機能を使って移動させることが可能です。

流れ)
①移動させたいアクションをテンプレート化
※プロジェクトを跨ぐ場合は、一度エクスポートしてテンプレートにインポート
②テンプレート化したものを利用して接客内にアクションを追加

以下簡単なやり方になります。

①該当アクションをテンプレート化する

 

※プロジェクトを跨ぐ場合は、エクスポートしたjsonファイルをインポート

② ①で追加したテンプレートを利用してアクションの追加

※頻度が高く発生する場合は、テンプレートの登録が煩雑になってしまいますので、アクション追加後に該当テンプレートは削除をする方向で検討ください。

おわりに

弊社はデジタルマーケティングからビッグデータ分析まで幅広くこなすデータのプロ集団です。
データ分析に関わるコンサルティング/システム構築支援についてのお問合わせはこちらからどうぞ。

ブログへの記事リクエストはこちらまでどうぞ。

YOTTAA:新機能「Anomaly AI」のご紹介前のページ

IAM (Identity and Access Management) を理解する次のページ

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. KARTE

    KARTE を使ってサイト外でも接客を

    皆さんこんにちは、Extureの菅原です。今回は KARTE…

  2. KARTE

    KARTE:カスタムイベントでページの要素を取得して接客を出す

    こんにちは。エクスチュア勝股です。接客を配信するときにページに…

  3. KARTE

    CXツール「KARTE」ってどんなツール?主な機能や魅力をざっくり紹介!

    こんにちは!エクスチュアインターン生の上園…

  4. KARTE

    KARTE「オフラインデータをオンライン接客に活用する」

    1.はじめにこんにちは。インターン生の上園です。今回は、K…

  5. KARTE

    KARTEの「フレックスエディタ(β)」登場!ノーコードでここまでできる!

    エクスチュアのコレサワです。プレイド社が提供するCX Platfor…

  6. KARTE

    KARTE 成果の出るアイデアを考える_ツールを活用できていないと感じたら

    エクスチュアの林です。今回はKARTEを活用していらっしゃる…

カテゴリ
最近の記事
  1. Dataformでtype:’increment…
  2. dbt Projects on SnowflakeをTASK…
  3. AWS発のAIエージェントIDE「Kiro」を使用した仕様駆…
  4. AWS発のAIエージェントIDE「Kiro」を使用した仕様駆…
  5. TableauとSnowflakeを接続する方法
  1. Salesforce

    Zapier(ザピエル)経由でSansanで取り込んだ名刺をSalesforce…
  2. Google Cloud Platform

    Google Compute Engine のLinuxVMにVNC接続する
  3. IT用語集

    暗号化・共通鍵暗号・公開鍵暗号って何?
  4. IT用語集

    サマリー(Summary)って何?
  5. 海外カンファレンス

    Adobe Summit 2018 レポート(1):AIとヒトで最高の経験を!
PAGE TOP