Tableau

Tableau Desktop 2020.1の新機能を全て解説してみた。

はじめに

昨日(2020/2/25)、Tableau Desktop 2020.1がリリースされました。
そこで急ではありますが、日本語ドキュメントを書き上げたいと思います。
では、早速みていきましょー!!✨

注目の新機能ベスト3

(1)動的パラメーター

Tableauワークブックが開かれるたびパラメーターの値リストを自動更新するという機能。
→参照元データが変更されるたび再パブリッシュする必要がなくなる。

(2)ビズアニメーション

並び替え・フィルタリングフィールドの追加などのアクションをビズ(可視化されたもの)に搭載させる機能。
→データを変更した際の課題をスムーズに見つけることができる。

※出展Alex Varlamov
ブログの仕様で2MBまでしか挙げれませんでした、、泣(高画質アニメーション集はこちら

(3)バッファ計算

ポイントの周りの位置を可視化する機能。
→〇〇m以内にある施設などを瞬時に視覚化。

その他新機能

(4)Impalaコネクタ

Cloudera Impala(ビックデータ系のクエリエンジン)データベースに直接接続することができる。

(5)コネクタの改良

Salesforceデータ(顧客/営業管理のクラウドサービス)への接続方法を変更。Snowflake Role(ビックデータの処理基盤)のサポートを追加。

(6)ログインベースのライセンス管理

Tableau ServerにログインするだけでDesktopPrepをアクティブ化することができる。(プロダクトキー不要)
→管理者がTableau ServerからユーザーのDesktopPrepへのアクセス権を管理/運用できる。

※画像はTableau公式サイトより引用

(7)「データの説明を見る」機能の改良

いくつかのパフォーマンスが向上。

(8)カスタマイズ可能なディスカバディーペイン

画面右側のディスカバディーペインで独自のコンテンツを表示させることができる。
※MacとWindowsで設定方法が異なるため割愛。(詳しくはこちら

※画像の参照元はこちら

(9)簡単なダッシュボードのエクスポート

ダッシュボードの左下のコンテナ追加欄に「エクスポート」が出現。
→ダッシュボード内のボタンを押せば、範囲・形式などを指定して簡単にエクスポート可能。


おわりに

いかがでしたでしょうか。
私(ヨナハ)が筆を執っている際には、他に日本語ドキュメントがなかったので駆け足気味で紹介いたしました。
Tableauの進化に負けず、色々な機能を使いこなしていきたいところです。
この記事を通して「Tableau Desktop 2020.1の新機能」に関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇‍♂️

参照元

https://www.tableau.com/ja-jp/products/new-features#feature-124208
https://www.tableau.com/about/blog/2020/2/introducing-dynamic-parameters-viz-animations-buffer-calcs

https://www.tableau.com/about/blog/2020/2/bring-your-data-life-viz-animations

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. Tableau

    Tableau Serverの基礎をまとめてみた

    【目次】・はじめに・Tableau Serverが必要な理由・環…

  2. Excel

    コホート分析(Cohort Analysis)って何?〜Tableau/GA/Excel/Sprea…

    はじめにさぁ、ようやく皆さんお待ちかねの「コホート分析」です。我々…

  3. Tableau

    Tableauで半円型のゲージを作る方法

    こんにちは。エクスチュアの田中寛人です。今回はTableauで半円型の…

  4. Tableau

    Tableauのリレーションシップを理解して過剰結合を防ぐ

    リレーションシップとはTableau Desktop 2020.2の…

  5. Tableau

    Tableauで複数のチャートを1シート内で表示する『パネルチャート』の作り方

    今回は、複数の項目を一瞥するのに便利な『パネルチャート 』を取り上げ…

  6. Tableau

    Tableauのヘックスタイルマップでヒートマップを地図上に粗く表現する

    今回は、「ヘックスタイル(六角形)マップ」という表現方法をご紹介しま…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. AIを使ったマーケティングゲームを作ってみた
  2. Snowflakeや最新データ基盤が広義のマーケティングにも…
  3. 回帰分析はかく語りき Part3 ロジスティック回帰
  4. GCSへのSnowflake Open Catalogによる…
  5. VPC Service Controlsで「NO_MATCH…
  1. Adobe Analytics

    Adobe Analytics: データフィードをBigQueryで集計する
  2. ObservePoint

    ObservePoint TagDebuggerでページに埋まっているタグを無…
  3. Spread Sheets / GAS / GDS

    スプレッドシートで自動バックアップを作成
  4. ヒートマップ

    ユーザビリティの検証で気を付けたいこと、やってはいけないこと②
  5. Adobe Analytics

    Adobe Analyticsのモバイルアプリが意外と便利
PAGE TOP