はじめに
コンピュートエンジンとは、一般にGoogle Compute Engine(GCE)のことを指します。
GCEとはズバリ「Googleのインフラ(CPU/メモリ/ストレージ)をネットワーク経由で利用するサービス」です。
GCEは他のグーグル系サービス(Cloud Storage, App Engine, BigQuery..etc)を使う上で、とても重要な役を担います。
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
コンピュートエンジン (Compute Engine)・・・GCEというGoogleのインフラ(CPU/メモリ/ストレージ)提供サービスの別名。
コンピュートエンジンとは
<Google公式HPより引用>
Compute Engine は IaaS(Infrastructure-as-a-Service)サービスのひとつで、Google のインフラストラクチャでホストされる柔軟なセルフ マネージドの仮想マシンを提供します。
説明がやや抽象的なので分解して考えてみましょう。
①IaaSサービスとは
仮想化技術によりハードウェアリソース(CPU/メモリ/ストレージ)などをインターネット経由で提供するサービスです。
Googleのハードウェアを論理的に分割して、それを各ユーザーへ振り分けるといったイメージになります。
②インフラストラクチャとは
サービスの基盤となるもののことです。
例としては、システムを動かすためのサーバー、インターネット通信に必要な回線などが挙げられます。
③ホストされる
訳:提供される。
④セルフマネージドの仮想マシン
訳:自分自身で管理する仮想マシン。
セルフマネージドでは設定や運用管理/メンテナンスなどもユーザー自身で行う必要があるので、上級者向けのコースともいえます。
仮想マシンとは、別の場所に存在するマシンを論理的に分割したもので、利用するユーザーからそのマシンの実態は見えません。
<5つの大きな特徴>
1. 大規模、高性能、めちゃめちゃ安い!!
(Googleのインフラはとにかく偉大です)
2. セキュリティが強い
(世界中で何かトラブルが起きれば、それが公表され即座に対応されます)
3. 柔軟性が豊富
(Linuxの仮想マシンのオプションが豊富で、RightScaleやOpsCodeなどと連携した独自システム上でサービスを管理できます)
4. メンテナンス時に仮想マシンの再起動を気にする必要がない
(ユーザーとして利用するにあたりこれは重要です)
5. 仮想マシン止めずに別のサーバーへ移行できる
(ライブマイグレーション機能により、実行中の仮想マシンでOSやアプリケーションを止めることなく、スムーズに移行できます)
おわりに
主要なプラットフォーマー(Google、Amazonなど)は自社サービスを一括管理しているので、無駄なコストを限りなく抑えユーザーは格安で利用することができます。
特に同じプラットフォーマーであれば異なるサービス間の連携もスムーズにできるので、とても便利ですよね(囲われるという見方もできますが..
この記事を通して「コンピュートエンジン」に関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
参照元
.https://cloud.google.com/compute/?hl=ja
.https://qiita.com/oosha/items/746dc4a9ad16f5a6beac
.https://www.apps-gcp.com/google-compute-engine/
.https://wa3.i-3-i.info/word12114.html
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