みなさん、こんにちは。エクスチュアの鈴木です。
今回は、Webサイトやスマホアプリのタグ管理やQA作業をぐっと手軽で身近なものにしてくれる強力な監査ツール「ObservePoint」について、改めてご紹介します。
みなさんが運営するWebサイトには、きっといろんな種類のタグがたくさん仕込まれていると思いますが、これらのタグを管理する中で、みなさんはこんな疑問を感じたことはありませんか?
「このデータは本当に正しいのだろうか?」
この数値は合っているのか?そもそもちゃんとタグは計測されているのだろうか?…疑い始めるとキリがありませんね。
しかし、サイトに実装されているタグを一つ一つ確認し、検証するという作業はあまりに途方もなく、現実的ではありません。
そのため、「もしかしたら正確に計測できていないかもしれない…」という疑念を感じながらも、それを見てみぬ振りをしている担当者も少なからずいることでしょう。
このご時世、自社サイトを保有している企業であれば、Webサイトの計測データが経営判断を左右することも多いと思います。
もし、そんな重責を担うデータが信頼できないものであったとしたら…想像するだけで恐ろしいですよね…
そんなときに私たちを強力にサポートしてくれる救世主こそ、「ObservePoint」なのです!
ObservePointのおすすめポイント①:タグの管理を容易に!
みなさんはサイトにどのようなタグがどれだけ入っているか、きちんと管理できていますか?
この問いに「YES」と回答できる方は、ほとんどいないと思います。
例えば、以前の担当者が入れたタグが引き継がれていない、部署間でそれぞれ異なるツールを導入している…など、ふたを開けてみれば見知らぬタグがたくさん…なんてこともあるでしょう。
ObservePointを使えば、今現在実装されているタグの種類や数だけでなく、それぞれのバージョン情報や取得している内容も簡単に把握することができます。
ObservePointのおすすめポイント②:エラーページの特定も簡単!
プロが作成したWebサイトであっても、高い確率で何かしらのエラーが発生しているものです。こうしたエラーは、訪問者に余計なストレスを与えているかもしれません。
しかし、定期的且つサイト全体にわたるQA作業を実施していない限り、これらのエラーを発見することは難しいでしょう。
だからといって全ページを目検したり実際に操作したりしてエラーを確認する、なんて気が遠くなるような作業はあまりに時間の無駄です。
ObservePointは自動でサイトをクローリングし、各ページのタグ実装状況を確認してくれます。
このサイトクローリングは実施頻度を指定して定期的に行うことができます。
またエラーが発生した際には、エラーレポートからエラーが発生したページを確認できるだけでなく、発生時のコンソール出力も表示されるので再現が難しいエラーも簡単に確認することができます。
ObservePointのおすすめポイント③:QA作業の負担を軽減!
サイトリニューアルや新しいページの追加など、新たにタグを実装する際にこのQA作業で辛酸を嘗めた担当者のみなさん…朗報です!
ObservePointならばサイトのクローリングだけでなく、サイト訪問者のアクティビティをシミュレーションし、そのアクションごとにタグを検証することができます。
例えば、サイトの重要なコンバージョンフロー(購入フローや会員登録フローなど)の検証を自動化し、定期的に実行させることができます。
これにより、フロー内のエラー検知や計測データが正しく取れているかどうかなどを常に検証することができるのです。
ObservePointのおすすめポイント④:計測できるのはPCだけじゃない!
なんと、ObservePointはスマホアプリのタグを検証することもできるのです!
ObservePointのサーバー上にアプリをアップロードし、実際の操作と同じようにスワイプやタップ、キー入力を自動で記録・再生させることが可能です。
この機能を使えば、リリース前やアップデート時の動作確認とタグ検証を簡単に行うことができます。
今回はObservePointについて簡単にご紹介させていただきました。
実は、約2年前に弊社CEOもObservePointについて当ブログでご紹介しており、その記事ではさらに詳しい事例とともにお話させていただいております。
(過去記事はこちら。)
次回からは、ObservePointの各機能についてご紹介します。
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