こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。
いまサンフランシスコで開催中のGoogleNext2019に来てまして、今日は初日目でした。
約1年ぶりのサンフランシスコです。
このあと入国審査待ち1時間半の洗礼が待ってました。
今年はGoogle Cloud認定プロフェッショナルにはメダルとジャケットが授与されまして、初日目はそれを着用して出席です。
サンフランシスコの今の気温は19度前後です。ジャケット暑い!
キーノート発表の主なテーマは、マルチクラウドとハイブリッドクラウド構築のためのソリューション「Anthos」でした。
オンプレミス・他社クラウドの混在環境でのコンテナ型仮想化ソリューションを実現するためのプラットフォームで、「Write once, run anywhere」というようにデモではGKE用に書いたコードをAWSで実行するという中々のジョークを見せてくれました。
また、ラージメモリマシンの需要を受けて、12TBメモリ搭載のVMマシンタイプのリリースも発表されました。
ハイスペック厨なら垂涎ですね。
キーノートセッションはこちらのYoutubeでも見れます。
午後はブレークアウトセッションに参加。
まずは「Tools for Migrating Your Databases to Google Cloud.」
このセッションではStriimというDBマイグレーションツールを使って、オンプレミスのDBをCloudSQLに速やかに移行する手順についてのデモがありました。
このStriimのようなGoogleパートナーのマネージドサービスを使うことで、エンジニアは少ない工数でDBマイグレーションを実施する事が出来ます。
Youtubeはこちら
続いてパートナーサミットのセッションである「Marketing Analytics Partner Showcase.」
GCPを使ってマーケティングデータの分析を行っているパートナーの事例紹介。
印象に残ったのがDatatonicというパートナーで、ロンドンとストックホルムを中心にビジネスを展開してるのですが、主な業務が機械学習・データエンジニアリング・分析の三本柱です。
Regional Service Partner of the Year EMEA を受賞した会社でもあります。
その後、「Protecting Sensitive Data in Huge Datasets」ではCloud Data Loss Preventionサービスを紹介してました。
データをマスキングしてくれるAPIです。
データは漏洩を防ぐのが重要ですが、データが漏れてもダメージが最小限になるように秘匿して置く事も必要ですね。
途中パートナーEXPOをブラブラしつつ、最後は「Transforming to a Data Business」のセッション。
スピーカーはアメリカの経済新聞出版社ダウ・ジョーンズ社のデータエンジニアリングチームの方で、オンプレミスのデータ分析環境をGCPに移行するまでの苦労話についてシェアしてくれました。
まだ初日が終わったばかりです。
明日2日目も驚きの発表がある事を期待します。
弊社はGCPサービスパートナーです。
来年一緒にGoogleNextに参加してくれる仲間を募集してます。
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