今日はAdobe Analyticsで使われている指標について説明したいと思います。
1.PV(ページビュー)
サイトへ来たユーザーが開いたページの数を示しています。
例えば…
トップページ → ページA と推移した場合は
PV:2 となります。
1人のユーザーが300ページ開いても合計は300PVとなり、300人のユーザーが一人ずつ1ページ開いても合計300PVとなります。
2.訪問回数(セッション)
ユーザーがサイトへ来た回数を示します。
訪問回数の切れ目になるのは…
①ユーザーがサイトを訪問した後、インターネットの接続を切ったとき
②ユーザーがサイトを訪問した後に別のサイトへ行き、30分以上立ったとき
③ユーザーがサイト上で30分以上何も操作をしなかったとき
計測方法:例
(1) ユーザーがサイトAへ到達→ブラウザを閉じる
訪問回数:1
(2) ユーザーがサイトAへ到達→他サイトBへ行き、30分以上経過
訪問回数:1
(3) ユーザーがサイトAへ到達→他サイトBへ行き、30分以上経過→サイトAへ戻る
訪問回数:2
(4) ユーザーがサイトAへ到達→他サイトBへ行くも30分以内にサイトAに戻ってくる
訪問回数:1
3.訪問者数
サイトへ来たユーザーの数を示します。
設定する期間によって測定方法が異なります。
例 1月1日~2月28日までのデータが以下の通りだったサイトがあるとします。
1月1日(金):Aさんが2回訪問 Bさんが1回訪問
1月2日(土):Bさんが1回訪問
1月9日(土):Aさんが1回訪問
2月3日(水):Bさんが1回訪問
①日別訪問者数で計測する場合
1月1日(金):訪問者数→2
1月2日(土):訪問者数→1
1月9日(土):訪問者数→1
2月3日(水):訪問者数→1
②週別訪問者数で計測する場合
1月の1週目:訪問者数→2
1月の2週目:訪問者数→1
2月の1週目:訪問者数→1
③月別訪問者数で計測する場合
1月:訪問者数→2
2月:訪問者数→1
4.直帰数
サイトへ来たユーザーが、ランディングページ(最初にたどり着いたページ)で何も操作せず、そのままサイトから離脱してしまう数を示しています。
直帰率は 「直帰数÷訪問回数」 で示すことができます。
バウンスも直帰率と同じ意味なのですが、Adobe Analyticsの場合…
<直帰の計測方法>
①ランディングページ→離脱
直帰数:1
②ランディングページ→更新→離脱
直帰数:1
<バウンスの測定方法>
①ランディングページ→離脱
バウンス数:1
②ランディングページ→更新→離脱
バウンス数:0
となり、少し直帰とバウンスは異なっています。
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