こんにちは!インターンの山本です。
前回は「Power BI」を用いて作成したダッシュボードについて、
11項目ある内、6項目をご説明させていただきました。
今回は残りの5項目(⑦~⑪)全てをご紹介いたします!
⑦チェーン店名別の今年度の売上高(円グラフ)
⑦では、視覚化の「円グラフ」を使用しており、今年度の売上高のチェーン店別の構成率を表しています。
前回説明した⑤⑥のスライサーでフィルターをかけることで、
チェーン店別にどのカテゴリで売上が高かったのか、
また地域別のチェーン店の売上構成比率等比較しやすくなると思います。
⑧カテゴリ別の今年度の売上高(ドーナツグラフ)
⑧は視覚化の「ドーナツグラフ」を使用しました。
データはカテゴリ別の今年度の売上で、⑦の円グラフと同様に売上高の構成比率をあらわしています。
ドーナツグラフでは真ん中が空白になっているので、
その空白部分に他の視覚化したデータを入れることが出来ます。
上の画像では、今年度の売上が見れる「カード」を貼り付けています。
その他にも、もう一つ一回り小さいドーナツグラフを入れ込むことで二重ドーナツグラフを作成し、
昨年の売上高構成比率と比較することもできます。
このように、ドーナツグラフは多様な使い方ができると思います。
⑨都市別売上高集計結果(マップ)
⑨では、視覚化の「マップ」を使用しました。
今回都市別の今年度の売上高を地図にプロットしてあります。
Store Type(New Store, Same Store)別に売上高を見たかったので、
New Storeを黄色、Same Storeを青色で表示しています。
都市別の売上については円グラフ等を用いる方法もありますが、
今回は都市の数が非常に多く、円や棒グラフでは逆に分かりづらくなってしまうので、
そういた場合に地図にプロットすることで可視化できるのは非常に魅力的だなと思いました。
⑩総売上高の分散の割合の推移
⑩では、視覚化の「積み上げ縦棒グラフ」を使用しました。
ここでは、売上高の分散のパーセンテージを月ごとに表しています。
これは、単純な棒グラフなので容易に作成できます。
「Power BI」の棒グラフには今回の「積み上げ縦棒グラフ」に加えて「積み上げ横棒グラフ」、
④で説明した「100%積み上げ縦・横棒グラフ」、「集合横・縦棒グラフ」、
「折れ線グラフ及び集合縦棒グラフ」「折れ線グラフ及び積み上げ縦棒グラフ」の
8種類の棒グラフから選択することができます。
⑪散布図
最後の⑪は視覚化の「散布図」を用いました。
この散布図では、x軸に平方ft当たりの売上高を、y軸に総売上高の分散のパーセンテージを指定しています。
プロットの大きさは、今年度の売上高に比例しています。
今回、ディストリクト別に分かりやすいように色を変えたかったので、
ペンマーク(形式設定)をクリックして、その中にある「カテゴリ別の色」をオンにしました。
ダッシュボードにどのデータ、表を用いるのが最適なのか、
どのような配置が一番見やすく操作しやすいのか、についてはまだまだ訓練の必要があると今回感じましたので、
今後練習でダッシュボードを定期的に作成していこうと思います。