皆さんこんにちは、Extureの菅原です。
今回は KARTE のメール配信機能について紹介させていただきます。
KARTE とは
CX(顧客体験)向上プラットフォームです。
KARTEでは、サイトやアプリに訪れるお客様の行動を正しく理解し、お客様一人ひとりに合わせた接客サービスをサイト内外で提供できます。
KARTEでは、ポップアップを表示する、メールを配信する、プッシュ通知を配信するなど、ユーザーに届ける施策のことを「接客サービス」と呼んでいます。
KARTEの機能の概要についてはほかの記事でも紹介しているのでこちらも参考にしていただけると嬉しいです。
せっかくメールを配信しているのに
・CV率が上がらない
・サイトに訪問してもらえない
・そもそもメールの開封すらしてもらえない
そんなお悩み抱えていませんか?
もしかしたら、お客様のニーズに沿ったメール配信ができていないのかもしれません。
KARTEを使用すれば、メールを配信したいユーザーごとに細やかな設定を行うことができます。
配信モードその1~イベント応答配信~
配信トリガーとなるイベントを選択し、そのイベントが発生したユーザーに対してイベントの発生したタイミングごとにメールを配信する方法です。
例えば
・会員登録をしたユーザーに登録手続き完了メールを配信する
・商品を購入したユーザーに注文内容確認メールを配信する
など です。
【追記】こちらは旧バージョンのmessage機能となり2024年5月2日現在は存在しない機能となっております
接客モードでのメール配信 ターゲット配信
セグメントなどで配信対象ユーザーを指定し、イベントに関係なく設定したスケジュールに応じてメールやLINEなどの一斉配信を行う方法です。
KARTEにおける「イベント」とは |
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KARTEで扱われるデータの最小単位で、必ず特定の顧客に紐づくという特性を持っています。 |
WEBサイトに来訪したユーザーのうち、条件に該当した全ユーザーに対して任意のタイミングで配信を行います。
例えば以下のような場合が該当します:
・会員登録後購入に至っていないユーザーにクーポンを配信する
・商品をカートに入れたが購入に至らずにサイトを離れたユーザーにリマインドする
・お気に入りの商品が在庫わずかになったらお知らせする など
おすすめのメールシナリオはKARTEのサポートサイトにまとめられています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
また、KARTE Datahub 機能を利用すればユーザーごとのメール開封が最も行われる時間帯を集計し、そのデータをもとにメールを配信するタイミングの適正化も可能になります。
ジャーニー機能を用いたメール配信
ジャーニーでは、ユーザーをどのような状態(ゴール)に向かわせたいか、という視点で接客を行います。ユーザーがゴールに向かう流れに合わせて適切なメールを配信することで、ユーザー行動の促進を図ります。
以下のような場合にジャーニーを用いたメール配信を活用できます:
・アクションを起こしていないユーザーへステップメールを配信し手順を説明する(ゴール:応募)
・商品を購入していないユーザーに対して行動に合わせた商品をレコメンド(ゴール:購入)
・数週間にわたるキャンペーンへの応募訴求(ゴール:応募) など
例えば、数週間にわたるようなキャンペーンへの応募訴求を行う場合は、キャンペーン開始前、開始直後、終了直前にメールを配信するようなジャーニーを作成し、ユーザーの応募を促します。
このようにステップメールの配信、ユーザーの反応に応じてメールの内容を分岐させたりするシナリオでは、ジャーニーでのメール配信が有効な手段となります。
ジャーニー機能で他にもできること
ジャーニーでは1つのゴールに向かうまでの流れに、メール配信だけでなく、ポップアップやプッシュ通知など、様々なサイト内外での接客サービスを盛りこんだり、行動に応じて接客サービスを分岐させたりすることで、シーンやシナリオに沿ったユーザーとのコミュニケーションをとることができます。
メールシナリオ同様に、ジャーニーでもよくあるサービスの課題に使用できるテンプレートが存在します。詳しくはこちらのKARTE サポートページ をご覧ください。
KARTEでメール配信を行うために
KARTEでメール配信の接客サービスを行うには、ユーザーデータの取得やメールインフラストラクチャサービスSendgridとの連携が必要です。
詳しくはこちらのKARTE サポートページをご覧ください。
【追記】2024年5月2日現在不要になっております
おわりに
今回は、KARTEのメール配信を中心としたサイト外での接客について紹介させていただきましましたが、少しでも理解のお手伝いができましたでしょうか?KARTEを使うことでサイト外でもユーザー行動の流れに沿った接客が可能になります。
この記事を通じ、一人でも多くの方がKARTEに興味を持ち、導入を検討してくださると幸いです。
エクスチュアは、KARTEのテクノロジーパートナーです。
弊社のKARTE活用支援の概要はこちら。
KARTEの導入や活用についてお困りの方は、お気軽にご質問・ご相談ください!
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!