Snowflake

SnowPro Associate: Platform 合格体験記

こんにちは、中村です。先日、SnowPro Associate: Platformに合格しました!

今回は試験の概要や、合格するために使った教材、勉強しておくべき項目について紹介していきます!

試験概要

SnowPro Associate: Platformは2025年2月に新設されたエントリーレベルの試験です。

試験で問われる内容

  • SnowflakeのユーザーインターフェースとSnowflake Notebooksの操作とナビゲーション
  • データベースの作成、ステージの設定、計算リソースの利用方法
  • 構造化データ、半構造化データ、非構造化データのロードと活用方法
  • Snowflakeのロール機能とデータアクセス管理についての理解
  • Snowflakeアカウント構造の理解と管理方法
  • Snowflake Cortex LLM機能の呼び出し方法

試験範囲の内訳

  • Snowflakeとアーキテクチャの操作 – 35%
  • アイデンティティ管理とデータアクセス管理 – 15%
  • データロードと仮想ウェアハウス – 40%
  • データ保護とデータ共有 – 10%

試験構成

試験構成は以下の通りです。(公式サイトより)

試験形態多肢選択式
問題数65問
制限時間85分
合格ライン750点以上(1000点満点)
受験方法オンラインのみ(監視なし)
受験料$100+手数料$10

その他注意事項

  • 有効期限は2年ですが、SnowPro Coreの合格で延長されます。
  • 試験は受験料を払って受験申請から24時間以内に受験しないといけないので、準備ができてから受験しましょう。

使った教材と学習時間

勉強に使った時間は合計10時間弱で、主にUdemyの講座を活用しました。

  • 全編英語ですが、重要な内容は付属のスライドにまとまっており、とてもわかりやすかったです。
  • 特に良かったのは、末尾に付属している模擬試験2セットで、本番のレベル感に非常に近く、試験の雰囲気をつかむのに役立ちました。
  • ハンズオン教材も付いており、**講義+ハンズオン+模擬試験(90%以上取れるまで繰り返し)**という流れが効果的でした。
  • 教材を使っていてわからなかった点は公式ドキュメントで確認しました。

特に勉強しておくべき項目

落としたくない項目

  • Cortex LLM機能
    complete, parse_document, translate, classify の機能、引数、出力データ型を確認
  • 仮想ウェアハウス
    スケールアップ/スケールアウトの違いを説明できるようにする
  • Snowflakeの3層アーキテクチャ
    各層が担う役割を理解
  • ノートブック
    SQLとPython間の変数の扱い、セルの色の意味
  • ロール関連
    デフォルトロールの権限範囲や、RBAC(ロールベースアクセス制御)の基本概念

難しかったので重点的に勉強をおすすめする項目

  • 半構造化データ関連
    対応ファイル形式、専用のデータ型、FLATTEN 関数の使い方
  • ステージの種類と表記
    テーブルステージ(@%)とユーザーステージ(@~)の違いを正しく理解
  • 共有/データエクスチェンジ/マーケットプレイス関連の機能
  • COPY INTO コマンドのエラー処理設定

補足情報

ここまで紹介してきたSnowPro Associate: Platformですが、

受験料が無料になるバウチャーがもらえる公式ハンズオンイベントが開催されるようです!

日程は7月の22、23、24日の中から選べるので、ぜひ参加してみてください!

まとめ

今回はSnowPro Associate:Platformの概要と、資格取得に使った教材、勉強しておいた方が良い項目について紹介しました。

Snowflake資格の受験を検討している方はこの試験から受験するのが良いと思います。

また他メンバーの上位資格の合格体験記記事もぜひご覧ください!

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