FABフレームワークとは
FABとは、「Features=機能・特徴」「Advantages=優れている点」「Benefits=利益」の略称です。
製品のプレゼンなどで営業マンが使うフレームワークの1つで、ここを振り返ることにより論理的に製品を購入させることができます。
FABを使って「缶コーヒー」をビジネスマンに売る
Step1:Features(機能・特徴)
①:独自の香り
②:カフェイン
③:利尿作用
④:100〜150円
⑤:どこでも入手可能
⑥:150g
⑦:数百種類
Step2:Advantages(優れている点)
①:独自の香り
→「脳にα波が生じ、リラックスできる」
②:カフェイン
→「時間が経つと脳が覚醒し、仕事スイッチが入る」
③:利尿作用
→「前日に摂取したアルコールを体外に排出」
④:100〜150円
→「とにかく安いので値段を気にする必要がない」
⑤:どこでも入手可能
→「コンビニや自販機で手軽に買える」
⑥:150g
→「量が少ないので、短い休憩時間でサクッと飲める」
⑦:数百種類
→「種類が豊富なので気分によって味を選べる」
Step3:Benefits(利益)
①独自の香り
→「脳にα波が生じ、リラックスできる」
→「香りにリラックス効果があるので、仕事の合間に一息つくことができます」
②カフェイン
→「時間が経つと脳が覚醒し、仕事スイッチが入る」
→「時間が経つと脳が覚醒するので、仕事スイッチが入り、生産効率を高めることができます」
③利尿作用
→「前日に摂取したアルコールを体外に排出」
→「不純物を体外に排出してくれるので、接待で飲みすぎた翌日でも通常通りタスクをさばくことができます」
④100〜150円
→「とにかく安いので値段を気にする必要がない」
→「とにかく安いので、値段を気にせず安心してご購入いただけます」
⑤どこでも入手可能
→「コンビニや自販機で手軽に買える」
→「コンビニや自販機で手軽に購入できるので、身体が欲した時にお求めいただけます」
⑥150g
→「量が少ないので、短い休憩時間でサクッと飲める」
→「量が少ないので、短い休憩時間の間で飲み切ることができます」
⑦数百種類
→「種類が豊富なので気分によって味を選べる」
→「種類が豊富なので気分によって味変でき、毎日の休憩が少し楽しくなります」
FABのフレームワークが完成したら、あとはこれをプレゼンの中に組み込むだけです。
今回はビジネスマンに向けた提案を想定しましたが、内容は適宜相手によって変える必要があります。
自分のプレゼンがFABの「F」や「A」に偏っていないかを見直してみて、お客様に寄り添ったロジカルな提案を目指したいですね!!
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
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