Adobe Analytics

Adobe Analytics: DWHレポートの日付列をBigQueryのDate型として扱う

こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。

今回はAdobeDWHレポートとBigQueryの連携でつかえる小技です。

AdobeAnalyticsのデータウェアハウスレポートをCSV配信する時に、「精度」を「日」にすると、ファイルの一列目に「日付」が入ります。

DWHレポートに日付を追加

しかし、この日付が厄介です。
BigQueryにそのままロードするとこうなります。

日付フォーマットが。。。

ExcelでCSVを開くならこれでも良いんですが、BigQueryで扱うならこの「December 17, 2018」という文字列をPARSE_DATE関数で日付型に変換すると扱いやすくなります。

SELECT PARSE_DATE('%B %e, %Y', date) AS date
FROM `mydataset.mytable`

結果はこのとおり、YYYY-MM-DD形式のDATE型になります。

PARSE_DATE関数の引数についてはこちらに詳細が記載されてます。
PARSE_DATE

おまけ

AdobeのDWHの日付カラムと違って、Adobe Datafeedならばhit_time_gmtというヒットタイムスタンプが存在します。
しかしhit_time_gmtのタイムゾーンは読んで時のごとくGMTのため、DATE関数でタイムゾーン「Asia/Tokyo」を指定するとJSTになります。

SELECT DATE(hit_time_gmt, 'Asia/Tokyo') as hit_time_jst
from `mydataset.datafeed`

今回はAdobeDWHレポートのCSVファイルの日付カラムをBigQueryで日付型として扱うための小技について紹介しました。

弊社ではAdobe認定エキスパート資格とGoogleCloud認定プロフェッショナル・データエンジニアの資格を保持したエンジニアがデータ分析基盤の構築支援業務を行っております。
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