はじめに
現在のWEB解析ツールの代表例といえば、GA(Google Analytics)と AA(Adobe Analytics)が挙げられます。
GAは無料で始められるため多くの組織で導入されていますが、本格的な解析を行うとなると有料版(Google Analytics 360)や AA が検討されるのです。
ではこれらにはどういった違いがあり、どんな基準で選ばれるのでしょうか。早速見て行きましょー!✨
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
-
- グーグルアナリティクス (Google Analytics)・・・GoogleのWEB解析ツール。無料版でも機能が充実しており人気が高い。
- アドビアナリティクス (Adobe Analytics)・・・AdobeのWEB解析ツール。Google Analyticsよりも細かなカスタマイズが可能。
GA(Google Analytics)
GAはほとんどの分析機能が「無料」で利用できるため、個人のブロガーや企業のマーケティングまで幅広く利用されています。
具体的な機能は、大きく以下の5つです。
- 訪問者の情報分析(訪問回数や滞在時間など)
- コンテンツ分析(サイトの直帰率やユーザーがどのサイトを経由してきたかなど)
- ソーシャル分析(SNSでの共有状況など)
- コンバージョン分析(どのサイトが問い合わせや購入に繋がったのかなど)
- 広告分析(Googleが提供している広告の効果など)
無料版ではデータ更新に1〜2日かかってしまいますが、毎月1000万ヒットまで利用できるのは魅力的です。
さらに有料版では「全ての機能がアップグレード」され、サポート体制も充実します。(データ更新が4時間, 毎月10億ヒットまで利用可, 緊急時の対応, トレーニングなど)
AA(Adobe Analytics)
AAはGAに比べ詳細な分析ができ「レポート機能が充実している」ことが特徴です。
具体的には以下の分析が可能になります。(ほんの一例ですが..)
- 特定のセグメントに絞った分析 (e.g. メルマガ会員のみ)
- 広告別でのカスタマージャーニーの分析
- オリジナルな指標/セグメントを瞬時に反映
- 複数レポートを同時に編集
- 機械学習による異常値検知
上記のようにGAよりも高度な分析が可能になる一方「価格が高い(100万円〜/月)」「設計/実装に専門的な知識が求められる」という点からまだまだメジャーにはなっていません。
しかしサイトの規模によってはGAよりも安価で使えたり、他のAdobeツールと親和性が高いという面もあります。
多くの組織がなんちゃってデータ分析になっている今、AAのように本格的な分析ができるツールは貴重ですよね。
おわりに
「サイトの規模」「どの程度本格的に分析したいか」「いくらまで出資できるか」によってGA、AAのどちらを使うかが決定します。
素人でも自分で勉強しながら学んでいくこともできますが、それでは膨大な時間と労力がかかってしまい勿体無いです。
エクスチュア(Exture)では、解析歴10年を超えるGAとAAのプロが揃っています。
プロによる上質なデータ解析を求める際には、こちらよりお問い合わせください。
今回の記事をとして「GA」「AA」に関する理解を深めていただけたら幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました!🙇♂️
※この記事の内容は2018.09.14に更新されたものです。
この記事へのコメントはありません。