Adobe Analytics

訪問回数 とは-Adobe Analyticsの指標説明

これから、この場をお借りして私が学んだことを書いていきます。
よろしくお願いします!
今後、Web解析における指標の意味を解説していきます。今回は訪問回数の解説をいたします。
なお、指標名の表記は断りがない限りAdobe Analyticsの表記となります。
訪問回数(セッション)とは
ユーザーがサイトへ訪問した回数を示します。
サイトへの訪問とは、ユーザーがサイトへ訪れてから、離脱するまでの一連の行動を指します。
離脱と見なされる条件の例を以下に記します。
1.ユーザーがサイトを訪問した後に別のサイトを訪問し、30分以上経った場合
2.ユーザーがサイト上で30分以上何も操作をしなかった場合
3.ユーザーがサイトに12時間以上、30分の間を空けずに操作をし続けた場合
 
以下のそれぞれのユーザー行動例に対して実際に計測される訪問回数を記します。
計測方法:例
(1)ユーザーがサイトAを訪問→ブラウザを閉じ、30分以上経過
訪問回数:1
(2)ユーザーがサイトAを訪問→ブラウザを閉じるも30分以内にサイトAへ再度訪問
訪問回数:1
(3)ユーザーがサイトAを訪問→他のサイトBを訪問し、30分以上経過
サイトA訪問回数:1  サイトB訪問回数:1
(4)ユーザーがサイトAを訪問→他のサイトBを訪問し、30分以上経過→サイトAへ再度訪問
サイトA訪問回数:2  サイトB訪問回数:1
(5)ユーザーがサイトAを訪問→他サイトBを訪問するも30分以内にサイトAへ再度訪問
サイトA訪問回数:1  サイトB訪問回数:1
(6)ユーザーがサイトAを訪問→サイトAで操作を行いつつ12時間以上滞在
訪問回数:2
以上のように計上されます。
なお、訪問回数は、直帰率など率を表す指標の母数になる場合が多いため、どのような計上方法になっているかを理解することがとても大切です。

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