はじめに
アイデンティティ管理とは主に、セキュリティの分野で使われる言葉です。
厳密ではないですが、ザックリいうと「その人を特定するもの」を指します。
ではITの分野ではどう使われるのでしょうか。早速見ていきましょー!!✨
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
アイデンティティ管理・・・ID, パスワードを一元的に管理するシステム。
アイデンティティ管理の役割と導入メリット
これまでは ID, パスワードを手作業で管理し各ユーザーへ割り振るという形式が一般的でした。しかし、ID, パスワード(PW)の無効化や権限破棄を管理者が忘れてしまうと、前担当者(退職者や契約社員)が不正にアクセスし機密情報を漏洩させるリスクがあります。特に組織が複雑になるほどそのリスクは増大します。
そんな問題を解決すべく生まれたのが「アイデンティティ管理」です。
この技術を用いると「個人の認証情報(ID, PWなど)が不正に利用されているかを自動で検知し、いつ、誰が、何をしたのかまで特定する」ことができます。全社で ID, PWを一元的に管理することで組織内のシステムを安全に利用できるだけでなく、他システムとの連携も容易になります。
おわりに
組織の規模が大きくなるにつれ情報漏洩などのリスクは増大します。
また近年ではドメインフロンティングなどの攻撃も高度化しており、常に外部からのリスクに備えなければいけません。
何を導入すれば良いかわからないという方は、とりあえずWindows AD (Active Directory), Okta, CISCOなどについて調べてみると良いでしょう。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
参照元
.https://it-trend.jp/words/identity
.https://www.itnavi.jp/words/アイデンティティ管理/
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