こんにちは!インターン生の藤本です。
今日は前回、概要をまとめた「海外DMPについて」の続きで、
今回は「Adobe Audience Manager(AAM)」についてまとめたいと思います。
《Adobe Audience Manager(AAM)の特徴》
・データに関して
AAMは、1stパーティ、3rdパーティ、オフライン、オンライン、CRMのデータをすべて集約してます。
現在利用している顧客IDを、IDマッピングや関連付けを通じて組み込むことができるため、使い慣れたシステムを継続して利用することができます。
また、AAMはAdobe Analyticsと直接統合していています。
AAMとAdobe Marketing Cloudの各種ソリューションを組み合わせることで、オンライン、オフラインおよびクロスチャネルのセグメントをターゲットにできます。パートナーとの統合によって、ページ読み込みは高速化されています。
・データエクスチェンジ(Data Market Place)に関して
データ書き出しコントロールを設定すると、データがアクティベートされる場所を管理でき、市場への対応を展開できます。
Audience Marketplaceで、2ndパーティや3rdパーティのデータを売買できます。
・オーディエンス理解に関して
重複レポートやトレンドレポートなどの各種レポートから、オーディエンスについての新たなインサイトと傾向を見出し、検討すべき新しいセグメントを発見することができます。
新規セグメント発見のために、対象オーディエンスや頻度レポート、パブリッシャーレポート、広告主レポート、キャンペーン成果レポート、RBACレポート、クリックリダイレクトなどの機能があります。
・セグメントに関して
優良セグメントのプロファイルに一致する新しい見込み客をリーチするためにLook-a-likeモデリング機能があります。
Adobe Audience Manager(AAM)は、2015年第4四半期のForrester Wave Data Management Platformの資料で、現行の製品 (Current offering)において、4.8点のスコアを記録し、全DMPの中で最も高い評価をうけました。
※Forrester Waveの資料とは、特定のマーケットのベンダ/製品群を、現行の製品 (Current offering)、戦略 (Strategy)、マーケットでの存在感 (Market presence) という3つの軸で評価するものです。
次回はKrux DMPについてです!
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