こんにちは。
エクスチュアインターンの上園です。
前回はKARTEのイベント機能の一つである「コンテキストイベント」について解説をさせていただきました。
今回も引き続き、KARTEのイベント機能について解説させていただこうと思います。
今回紹介させていただくのは、「フローイベント」という機能です。
コンテキストイベントと同様に設定が容易であり、かつ効果的な機能ですので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
では、早速ですが内容に入っていこうと思います!
フローイベントとは?
フロー(flow)という言葉には「流れ」といった意味があります。
フローイベントとは、「同一のセッション内で複数のイベントが順番に起こること」を条件にイベントとして計測できる機能です。
図を用いて、更にイメージを深めていきましょう。
発生条件に
①イベントA
↓
②イベントB
↓
③イベントC
の3つのイベントを設定した場合、①から③のイベントが順番に全て発生することによってフローイベントが計測されます。
また、条件として設定したイベントは連続で発生する必要はなく、1つのセッション内で他のイベントを跨いでもフローイベントは計測されます。
さらに、同一セッション内で該当のフローイベントが発生した場合は何度でも計測されます。
フローイベントの利用シーン
最後に、フローイベントを用いた二つの使用例を紹介します!
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理想的なサイト内行動をイベント化する
皆さまはサイト作成の際、ユーザーがサイトに流入してから「購入」や「問い合わせ」、「資料請求」に至るまでに理想のサイト内行動を設定したのではないでしょうか?
そこで、理想的なフローでサイト内行動を行うユーザーのボリューム、該当するユーザーの特徴を把握したい場合にフローイベントの使用が有効です。
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サイト内接客の効果測定をイベント化する
サイト内ポップアップなどの施策の効果測定、および施策表示後のユーザー行動を把握する場合にもフローイベントが効果的です。
接客サービスをクリックしたユーザーとしなかったユーザーとの間にはどのような違いや差があったのかを把握するために、ぜひフローイベントをご活用ください。
おわりに
いかがだったでしょうか。
フローイベントに関しては、今回の記事で紹介した以外にも「詳細条件」、「比較条件」、「NG条件」など、イベント作成を更に詳細に行うための機能がありますので、実際にKARTEでイベント設定をしながら学習してみてください!
フローイベントの設定方法など詳しい情報はKARTEの公式サイトで確認することができます。
最後にリンクを共有していますので、ぜひご活用ください!
次回の記事もお楽しみに。
*KARTE公式 『フローイベント(β版)』
https://support.karte.io/post/5T3M0JPniFVv7B85rAMKA0
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