はじめに
あなたは「スケールアウト」「スケールアップ」の違いを説明できますか?
多くの方にとっては馴染みのない言葉かもしれませんが、知っておくと日頃の問題解決にもつながる考え方です。
それでは早速見ていきましょー!!✨
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
スケールアウト(Scale Out)・・・サーバの台数を増やし分散処理によってシステム全体の処理能力を高めること。
スケールアップ(Scale Up)・・・サーバのCPUやメモリの増強をすることで処理能力を高めること。
スケールアウト・スケールアップの違いと具体例
スケールアップとスケールアウトはどちらも処理能力を高めることを目的としたものですが、違いとしては
スケールアウト:処理を分散(アウト)
スケールアップ:処理能力を高める(アップ)
という感じです。文字通りで覚えやすいですよね。
スケールアップ・スケールアウトのメリット/デメリット
◾️スケールアウト(主流)
<メリット>
・コストがかからない
・一台では不可能な規模や性能をシステム全体でカバーできる
・万が一故障しても他のサーバーでカバーできる
<デメリット>
・物理的装置が増えるので、設置面積や消費電力などが懸念される
・機器の量が多いので、メンテナンスが比較的大変
◾️スケールアップ
<メリット>
・分散化に不向きなシステムに有効
・設置場所も最小限で済み、消費電力も抑えられる
・メンテナンスが楽
<デメリット>
・非常に大きなコストがかかる
・故障した際のリスクが大きい
さいごに
最近ではPCの性能の向上により、ほとんどの問題をスケールアウトで対応できるようになりました。
ですが、スケールアップでしか対処できない問題もあるのも現状です。
また、近年は両者を組み合わせた「仮想化技術」も注目されているそうですよ。
この記事を通してスケールアップ、スケールアウトに関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
参照元
.https://pfs.nifcloud.com/navi/words/scaleup_out.htm
.http://e-words.jp/w/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.html
.http://e-words.jp/w/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88.html
.https://www.idcf.jp/words/scale-out.html
.https://www.idcf.jp/words/scaleup.html
.https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20120207/380334/
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