Adobe Analytics

入口とは-Adobe Analyticsの指標説明

今回は入口について説明いたします。
入口とは
ユーザがサイトを訪問したときの、カテゴリごとの最初の値を示します。
しかし、最初のヒットのみが入口の値となるわけではありません。
ランディングページにはなかったカテゴリに対して次ページでアクションを起こしても「入口」として記録されます。
以下のユーザ行動例に対して実際に計測される入口を記します。
測定方法:例
カスタムトラフィック1がランディングページAにあり、カスタムトラフィック2がページBにあるサイトがあるとします。
ランディングページA→カスタムトラフィック1にデータを入力→ページB→カスタムトラフィック2にデータを入力、とユーザが遷移した場合、「ページ」をディメンションとして捉えると「入口」となるのはランディングページAです。
しかし「カスタムトラフィック2」をディメンションとして捉えると「入口」となるのはページBの「カスタムトラフィック2」です。
なお、入口の指標を使い、「ページ」をディメンションとすると、どのページを入口としてユーザがサイトを訪問するのかを把握できます。また、それにバウンスの指標を追加することで「入口ページになりやすく、バウンスされやすいページ」が判明します。そのページの改善をすることでバウンス率の改善につなげることができます。
似たような指標に「入口ページ」があるのですが、その場合は「入口ページ」のみを対象としています。
「入口ページ」で訪問回数の指標を選択した場合、それは入口数を示していることになります。

ダッシュボードに使うべき10のグラフ③前のページ

Google Compute Engine: 一定時間経過したらタスクを強制終了する次のページ

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. Adobe Analytics

    Adobe Analytics: BigQuery+Lookerでアトリビューション分析

    こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。…

  2. Adobe Analytics

    Looker: エンジニアがBIで分析ダッシュボードを作る

    こんにちは、エクスチュアの權泳東(権泳東/コン・ヨンドン)です。…

  3. Adobe Analytics

    Launchにおける検証環境の確認方法

    こんにちは。エクスチュアの岩川です。今回はLaunchで検証…

  4. Adobe Analytics

    Adobe AEP SDKでReactNativeアプリを計測する (Android編)

    こんにちは、エクスチュアの権泳東(コン・ヨンドン)です。今回は…

  5. Adobe Analytics

    検索エンジン-自然とは-Adobe Analyticsの指標説明

    こんにちは。インターン生の市川です。今回は検索エンジン-自然について…

  6. Adobe Analytics

    AdobeAnalytics: スクロールで目標に到達したらカスタムリンク

    こんにちは、エクスチュアの権泳東(コン・ヨンドン)です。Ado…

カテゴリ
最近の記事
  1. Looker Studioで日付フィルターの開始日・終了日の…
  2. Streamlitでdbt-elementary風ダッシュボ…
  3. Adobe WebSDK FPIDでECIDの復元を検証
  4. dbt Projects on Snowflakeで作成した…
  5. Dataformでtype:’increment…
  1. Salesforce

    Zapier(ザピエル)経由でSansanで取り込んだ名刺をSalesforce…
  2. ObservePoint

    ObservePointの価値とは
  3. ブログ

    「Power BI」を使ってみよう!
  4. Adobe Analytics

    次のページとは-Adobe Analyticsの指標説明
  5. Tableau

    Tableau:累計ユニークカウント数を時系列グラフで表現する
PAGE TOP