こんにちは!インターン生の藤本です。
今日は海外DMP3つ目、Oracle DMPについてまとめたいと思います。
《Oracle DMPの特徴》
・データに関して
Oracle DMPは、1st・3rdパーティデータを統合せずに利用できます。
組み合わせたデータを使用したい場合は、データメニューにチェックを入れるだけで組み合わさったデータを使用することができ、またセグメントも作成できます。
新たにターゲットを作成する操作は、DMP画面上に並ぶデータのメニューにチェックを入れるだけで良く、データの粒度が細かいので、属性以外にも例えば『ハイブリッドカーを購入しようとしている人』といった限定的なオーディエンス選択もできます。
Oracleは、匿名化されたCookieとして消費者の属性(性別、地域等)、閲覧履歴、購入履歴などの情報を集約していますが、
匿名化されたCookie情報を利用されたくない場合は、「Oracle Data Management Platform」のWebサイトで「オプトアウト」することでいつでも対象クッキーから除外されます。
データメニューをOracleスタッフがトレンドや母数を精査して作成しており、常に10%ほどのデータが入れ替わっています。
膨大なデータを、Oracle専門チームがマーケターのために使いやすく整えていることが強みです。
・データエクスチェンジ(Data Market Place)に関して
Oracleには、Audience Data Marketplaceというデータ売買市場があります。
Audience Data Marketplaceでは、3億以上のオーディエンスが売買されていて、30社以上の Branded Data Providersを含め、200社以上のデータプロバイダーがマーケットプレイスに3rdパーティデータを提供しています。
データプロバイダーを含め、数多くのパートナー企業と連携している点がOracle DMPの特徴です。
・Look-a-likeモデリングに関して
セグメント抽出の際、複数の「Modeling Partner」のLook-a-likeモデリング(オーディエンス拡張)が使用でき、潜在顧客の発掘も容易に行えます。(現在、以下8社のモデリングパートナーが登録されている。
Arcametrics / Datacratic / Experian / Korrelate / MediaMath / TribalFusion / TruSignal)
Oracle DMPは、2015年第4四半期のForrester Wave Data Management Platformの資料で、マーケットでの存在感 (Market presence)において、3.50点のスコアを記録し、Adobe・Kruxと並んで最も高い評価をうけました。
※Forrester Waveの資料とは、特定のマーケットのベンダ/製品群を、現行の製品 (Current offering)、戦略 (Strategy)、マーケットでの存在感 (Market presence) という3つの軸で評価するものです。
ピックアップ記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。