はじめに
今回はデータ界隈で必須単語である「データウェアハウス(DWH)」と「データマート」の意味とその違いについて説明します。
言葉の意味を理解していないとゴッチャ(混同)になることも多いです。
それでは早速見ていきましょー!!✨
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
DWH(Data Warehouse)・・・企業内で蓄積されたデータが1つの場所で整理されているデータベース。
データマート(Data Mart)・・・特定の目的のために加工されたデータベースのこと。
DWHとデータマートの意味とその違い
これらの単語の意味をザックリ説明すると
データウェアハウス(DWH)=「会社内の全てデータが格納された大規模なデータベース」
データマート=「必要なデータのみが集められた小〜中規模のデータベース」
となります。
語源から考えると「WareHouse = 倉庫」「Mart = 小売店」なので、用語自体は覚えやすいですよね。
「全体のデータを一元管理するDWHが理想」とされているのですが、今だにデータマートを軸に考えてる企業も少なくないです。
理由はデータマートは小規模で特定のデータのみが管理されているので「環境構築にかかるコストが小さく特定のデータにアクセスしやすい」という特徴があるからです。
DWHが理想とされる主な理由は「企業データは日々増え続ける」「データマートのデータは断片的なものとなってしまう」「データマートの数が膨大になれば収集がつかない」ということです。膨大なデータを管理することがマストな現代で、大量の重複データを個別(バラバラ)に管理するということは非常にリスクが高いです。また長期的なことを考えても運用コストや安全面から見ても、DWHを持つことはメリットしかないです。その役目を担うのがIT部門というわけなんですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
「Warehouse = 倉庫」「Mart = 小売店」の意味から推測すれば、もう忘れることはないですよね。
データマートを一気にDWHに移行する事は非現実的なので、導入を検討する際は強引に進めすぎないことがポイントです。
この記事を通して「データマート」「DWH(データウェアハウス)」に関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
参照元
.https://data.wingarc.com/what-is-database-2-4836
.https://data.wingarc.com/what-is-data-mart-12075
.https://jp.talend.com/resources/what-is-data-mart/
.https://www.teradata-jp.com/post/2018/07/05/データウェアハウス-vs-データマート
.https://www.gixo.jp/blog/12313/
.https://it-trend.jp/dwh/article/149-0005
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