Tableau

Tableauで強調円グラフを作ってみた〜特殊チャート①〜

はじめに

こんにちは!インターン生の與那覇(ヨナハ)です
今回は、長谷川さん(社員)の協力のもと強調円グラフを作成したいと思います。

強調円グラフが有効なケース
◾️一つのグラフで複数のカテゴリを評価したい
◾️部分的に強調するような図を作りたい
◾️データの行数が少ない
◾️ダイナミックな図形を作りたい

完成予定図⬇︎⬇︎⬇︎

参考Biz:KilledByBear

データの用意

Tableauにデフォルトで格納されている”サンプルスーパーストア”のデータソースDL。
→BigQueryで加工しcsvファイルとしてDL。
→エクセル上でデータの追加・編集。
→マスタ完成。
マスタの一部⬇︎⬇︎⬇︎

サイトの設計上Excelファイルをアップロードする事ができませんでした。

BigQueryで得た結果は、36=3×12(カテゴリ数×12ヶ月)行の”month”,”category”,”total_sales”。
エクセル上で追加したデータは”num_point”,”point”
(pointは0~100の数字が一つずつ入ったもの。num_pointはpointが0の時0を返しそれ以外は1を返す。)
計:5行 3037列

Tableauを使ってデータを可視化

以下のような計算式を作成⬇︎⬇︎⬇︎

さらにディメンションの変換などを行い、マーク欄を編集します。
この時”x”の色の不透明度を35%、”x_stressed”の色の不透明度を100%に設定します。

次にx,x_stressed(二重軸),yを配置し、xとx_stressedの軸を同期します。

最後にx>表計算の編集>RS_POINT,RS_VALUEの編集をすれば図形が表示されて完成です。
(xだけではなく、同様の操作をx_stressed,yに対しても行う)

これを実際のダッシュボードに落とし込むとこのようになります。
文章は適当ですが、この特殊チャートをアレンジすれば多様性のある斬新なダッシュボードが作れること間違いなしです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
通常の業務ではなかなか使用しないようなダッシュボードだったのではないでしょうか。
今回は初回でしたがこれからどんどんタブローの特殊チャートを発信していきたいと思います!
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇‍♂️
エクスチュアは、デジタルマーケティングからビックデータ分析まで幅広くこなすデータ分析のプロ集団です。
tableauのコンサルティング/導入支援はこちらから。

KPI、KGIって何?前のページ

Tableau Tips〜WINDOW関数〜次のページ

ピックアップ記事

  1. 最速で理解したい人のためのIT用語集

関連記事

  1. Tableau

    【学生向け】TableauのアカデミックプログラムでTableauが無料で使える!!

    こんにちは!エクスチュアインターン生の柳沼です。前回の投稿から期間が…

  2. Tableau

    Tableauの便利な機能

    こんにちは!インターン生の市川です。前回はTableauでの、ダッシ…

  3. IT用語集

    CRM(Customer Relationship Management)って何?

    はじめに「CRM」は主にマーケティング業界で使用されている言葉です。…

  4. Tableau

    【図解】Tableau Desktop 2020.3で「計算式」「予測機能」など大幅アプデ!

    Tableau Desktop 2020.3の7つの新機能【注目度順】…

  5. Tableau

    【手順解説】MacでRedshiftに接続できない時の原因と対処法【Tableau経由】

    はじめに今回は、私(ヨナハ)が実際に業務でトラブったことをシェアした…

  6. Tableau

    Tableau Viz紹介 : 10.4新機能を使ってダッシュボードを作ってみた

    ----・17/10/10(火)追記本ブログで紹介しているVi…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


カテゴリ
最近の記事
  1. dbt Projects on Snowflakeで作成した…
  2. Dataformでtype:’increment…
  3. dbt Projects on SnowflakeをTASK…
  4. AWS発のAIエージェントIDE「Kiro」を使用した仕様駆…
  5. AWS発のAIエージェントIDE「Kiro」を使用した仕様駆…
  1. Google Analytics 4

    過去取れていたリファラ情報が上手く取れなくなっている問題
  2. KARTE

    KARTE Blocks データプランナーの強い味方!!
  3. Adobe Experience Cloud

    Adobe Summit 2020レポート: Welcome
  4. Adobe Analytics

    バウンスと直帰-Adobe Analytics
  5. Databricks

    Databricks: Spark DataFramesをJDBCから作成する
PAGE TOP