AIにおける「モデル」とは? 意味と役割をわかりやすく解説
AI関連の話題で「モデル」という言葉は非常に頻繁に使われます。「GPTモデル」「学習済みモデル」「モデルの精度」など、さまざまな文脈で登場しますが、実際にはどういう意味なのでしょうか。この記事では、AIにおける「モデル」の概念をわかりやすく解説します。
AIの「モデル」とは ― ひと言でいうと
AIにおけるモデルとは、データから学習した結果として出来上がる「判断や予測の仕組み」のことです。料理にたとえるなら、データが「食材」、学習が「調理」、モデルが完成した「レシピ」にあたります。
一度レシピが完成すれば、新しい食材(データ)が手に入ったときにも同じ手順で料理(判断・予測)を作ることができます。AIのモデルも同様に、学習が終わったモデルに新しいデータを入力すれば、予測や判断を返してくれます。
モデルの「学習」と「推論」
モデルには2つのフェーズがあります。ひとつは大量のデータを使ってモデルを作り上げる「学習(トレーニング)」、もうひとつは完成したモデルを使って実際に予測や判断を行う「推論(インファレンス)」です。
学習には大量のデータと計算リソース、そして時間がかかります。一方、推論は比較的軽量で高速に行えます。ChatGPTに質問して数秒で回答が返ってくるのは「推論」にあたります。その裏には、膨大な時間とコストをかけた「学習」があるのです。
モデルの種類
ビジネスの文脈で目にすることが多いモデルの種類を紹介します。予測モデルは過去のデータから将来を予測するもので、売上予測や需要予測に使われます。分類モデルはデータをカテゴリに振り分けるもので、スパム判定や画像分類が代表例です。そして大規模言語モデル(LLM)はChatGPTやClaudeの基盤となるモデルで、テキストの理解と生成を行います。
「どのモデルを使うか」は、解決したい課題によって異なります。万能なモデルは存在しないため、目的に応じた選択が重要です。
まとめ
AIの「モデル」は「データから学んで出来上がった判断の仕組み」です。会議で「このモデルの精度は?」と聞かれたら、「この判断の仕組みはどれくらい正確か?」と読み替えれば理解しやすくなります。エクスチュアでは、お客様の課題に最適なモデルの選定から構築まで支援しています。
