「KARTE」って何?
こんにちは Extureの津村です。
今回は“KARTE”というツールについてお話します。
KARTEとは、
顧客体験(CX = Customer Experience)をより良くするための様々な機能が集約されたサービスです。といっても、あまりピンとこないかもしれません…。
そこで、KARTEを導入すると何ができるの?他のツールと比べて何が違うの?といった方に、KARTEを知るための導入として読んでいただければと思います。
1人1人のその瞬間に合わせた、カスタマイズされた接客ができる!
皆さんは買い物する際、このような状況になったことはありませんか?
・店頭で買った直後にアプリでお得なクーポンが配布される
・オンラインショップにて、以前購入した商品の類似商品ばかりおすすめされる … etc.
商品情報も顧客の状況もに変化する中で、スムーズでない購入行動は顧客の心を遠ざけてしまいます。KARTEはそのような問題を解決し、リアルタイムに変化する各顧客の行動や感情を理解し、状況に合わせて最適な接客を提供することができます!
例えば…
▶旅行サイトで次の連休の旅先を検索中のAさん
・以前の旅行先はグルメ中心
・しかし現在はトレッキングにハマり中で旅先でも計画中なため、グルメよりもアクティビティ情報を中心に検索傾向にある
こんな現在のAさんに対して、過去の情報だけに基づいたグルメ旅の提案よりも、
「リアルタイムの行動に合わせて自然豊かな旅の情報の提案」は、
より旅先決定につながる=予約サイトへの流入につながると考えられます。
KARTEでは、
- 過去の行動(サイト履歴行動、購入履歴、閲覧記録)
- リアルタイムの行動
といったデータが表示・視覚化され、顧客1人1人に対するサービスの立案の手助けができます。
さらにKARTEは、そこから…
POPUP、アンケート、DM …etc.のアクションを起こすことができ、
より一人一人に、状況に応じてカスタマイズされたサービスの提供を可能にするのです!
現在、業種や規模を問わず数多くの企業で導入されています。
公式サイトでは導入企業のインタビューが豊富に掲載されていますので、
ぜひご覧になってみてください!
KARTEの優れているところ
上記のようなことが可能になれば、より顧客満足度の高い提案が可能になりますね…!
でもそんなツール、簡単には使えないんじゃない…?と思う方も少なくないかと思いますが…
KARTEの優れている点の一つが、難易度が低いことです!(非常に主観的ですね…)
具体的に説明すると
- ポップアップやアンケート、チャット画面、メール配信など、用途に応じて多種多様な接客テンプレートが用意されている
- 個人個人に対して「何を」「誰に」「いつ」「どこで」「どんな風に」アクションを出すか、細かく設定できる
このように、データ集計に留まらず、活用までもスムーズにできるのがKARTEです。
Adobe AnalyticsやGoogle Analyticsでも行動ログデータの集計はできますが、アクション実行まではできません。
ほかにも…
- KARTE Datahub機能により、オンラインデータだけでなく、オフラインデータ(実店舗情報など)、外部データも統合可能(※100種類以上のクエリテンプレートが用意されているため、
1からSQLを書くことなくデータ統合可能!) - 行動だけでなく、個人特性情報も使用可能
- HTML/CSS/Javascript編集で、より自由度の高い表現が可能
おわりに
今回、KARTEといツールについてお話させていただきましたが、少しでも理解のお手伝いができましたでしょうか?KARTEによって、より有益な情報を有効に活用し、より質の高いサービスが提供できます。
この記事を通じ、一人でも多くの方がKARTEに興味を持ち、導入を検討してくださると幸いです。
エクスチュアは、KARTEのテクノロジーパートナーです。
弊社のKARTE活用支援の概要はこちら。
KARTEの導入や活用についてお困りの方は、お気軽にご質問・ご相談ください!
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます!
ぜひ次回の記事もご期待ください。