はじめに
IoT(アイオーティー)って数年前は頻繁にニュースに出てましたよね。
1980年代からその概念自体は存在したと言われていますが、IoTという言葉自体が騒がれるようになったのはスマホが普及した2010年頃です。
今回はそのIoTについて少し掘り下げてみていきたいと思います。
では、早速みていきましょー!!✨
用語説明〜最速で理解したい人のためのIT用語集より抜粋〜
IoT(Internet of Things)・・・あらゆるモノがインターネットに接続され、通信される仕組みのこと。
IoTの意味と具体例
IoTとはザックリいうと「身近なものがインターネットに繋がっている状態」のことです。
今でこそ当たり前のように感じるかもしれませんが「室内の気温を測定してエアコンが自動で作動する」「家の外から鍵の閉め忘れをスマホで確認する」などはIoTの1つだと言えます。身の周りのものがインターネットに繋がるということはただ「利便性」が増すだけでなく、誰が・いつ・どこで利用したかなどのログをとることも可能なので「安全性」も増します。(サーバー攻撃やプライバシー問題など懸念点もいくつかありますが…)
IoTの推進に積極的な産業の1つに「製造業」があります。
今は人とデジタル(ITやロボット)が共存していますが、人が介入する中間の工程ではミスやそれを防ぐための無駄な余剰があります。しかしIoTが発達すれば、需要と供給の間の「無駄」が無くなると言われています。なぜなら需要を元に必要な量を自動で算出して、生産〜流通〜販売の各工程で無駄が生まれないようなシステムがIoTによって実現できるからです。
IoTのデータをどう活用するか
IoTで膨大なデータが手に入ってもそれを活用できなければ、意味がないどころか”ゴミ”になってしまいます。
そこでキーになるのが「組み合わせ」です。
例えば、東南アジアのスーパーで冷蔵庫にセンサーをつけて売上を大きく伸ばしたという事例があります。
計測方法はシンプルで「冷蔵庫の開閉データ」を取得するだけです。この開閉データと売上データを組み合わせることにより、不正に他社製品を陳列している店舗を特定し、売上を伸ばすことに成功したのです。日本ではあまりピンときませんが、その国では深刻な問題だったようです。このように、ありふれたデータを組み合わせることにより「新しい価値」が生まれることがあり、これを実現するのがIoTの醍醐味とも言えます。
また別の例では「乳がんを防ぐIoTブラジャー」なんてものもあります。早期発見が鍵の乳がんでは、腫瘍ができる際に血液が集まり体温が上昇すると言われており、そのブラジャーでは検出した体温からAIが乳がんのリスクを自動で測定してくれるのです。とても実用的ですね。
おわりに
2020年となった今ではIoTという言葉自体が古くなってきているようにも感じますが、知っておくとニュースが分かりやすくなるかもしれません。
あとは、サイバー攻撃をどう防いでいくかですね。
この記事を通して「IoT」に関する理解を深めていただければ幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました🙇♂️
参照元
.https://ja.wikipedia.org/wiki/モノのインターネット
.https://xera.jp/entry/iotcase
.https://ja.wikipedia.org/wiki/バック・トゥ・ザ・フューチャー
.https://newspicks.com/news/2082755/body/?ref=search
.https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/24/news053.html
.https://tech.s-cubism.jp/blog/archives/3441
この記事へのコメントはありません。